展覧会概要

ご挨拶

棟方志功(1903~75)は 青森県出身で「世界のムナカタ」として国内外で高く評価された版画家です。
ゴッホの「ひまわり」に感動して油彩画家を志し、21歳で上京しましたが、版画家としての道を歩みはじめます。昭和27年(1952)にスイス・ルガノ国際版画展で優秀賞をとったことを皮切りに、昭和31年(1956)、ヴェネツィア・ビエンナーレで日本人初の国際版画大賞を受賞するなど国際的に高い評価を受け、昭和45年(1970)には文化勲章を受章し、名実ともに20世紀を代表する芸術家の一人となりました。

棟方志功と北九州との関係は、昭和29年(1954)1月に小倉で開催された九州における初めての個展に始まります。個展の開催には、関門民芸会という地元の同人会、また北九州を代表する企業・安川電機が関わりました。この個展を契機に棟方は北九州との関係を深めていきます。 特に安川電機が、長く企業カレンダーに棟方作品を使用していることは知られているところです。今年のカレンダーで棟方作品によるカレンダー制作は60回目になりました。この中で生まれた《西海道棟方板画》をはじめとする海道シリーズは、棟方と安川電機が二人三脚で作り上げた棟方晩年の代表作の一つでもあります。

本展覧会では、棟方志功の知られざる九州での足跡や、棟方の代表作、そして彼と交流した人々について紹介いたします。最後になりましたが、本展の開催にあたり貴重な所蔵品をご出品いただきました一般財団法人棟方志功記念館、株式会社安川電機をはじめ、ご協力を賜りました関係者のみなさまに心より御礼申し上げます。

令和元年10月吉日
北九州市立自然史・歴史博物館 館長  上田恭一郎

開催概要

展覧会名 令和元年 秋の特別展「九州発!棟方志功の旅」彫り起こされた足跡と交流
会  期 令和元年10月12日(土)〜12月1日(日)
開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休 館 日 会期中無休
会  場 北九州市立いのちのたび博物館(自然史・歴史博物館)
〒805-0071 福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1 TEL.093-681-1011
料  金

※( )内は30名以上の団体料金
※未就学児は無料

特別展
「九州発!棟方志功の旅」
一  般:800円(640円)
高・大生:500円(400円)
小・中生:400円(320円)
常設展
一  般:600円(480円)
高・大生:360円(280円)
小・中生:240円(190円)
セット券
(特別展+常設展)
一  般:1,200円(1,080円)
高・大生:800円(680円)
小・中生:600円(510円)

入場券はセブンチケット(セブンコード:079-421)でもお求めいただけます。

セブンチケット

主  催 東田ミュージアムパーク実行委員会
後  援 福岡県教育委員会、NHK北九州放送局
監  修 石井頼子
特別協力 一般財団法人棟方志功記念館、株式会社安川電機
協  力 赤坂 有薫、一般社団法人明専会、北九州市立中央図書館、北九州市立文学館、黒崎歴史ふれあい館、江東区芭蕉記念館、大日本印刷株式会社、松江市観光振興部、安川オビアス株式会社、若松惠比須神社